【3Dプリントニュース】Tucci Hot Rods:3Dプリントによる究極のカスタムカー部品製作
Tucci Hot Rods社は、3Dプリント技術を活用して車両改造プロジェクト向けのカスタム自動車部品を製作しています。
3Dプリント部品は数時間以内に完成し、簡単な後処理を施すことで、カスタムカーの最終製品パーツとして実際に使用されています。
3Dプリント技術によって、同社は部品製造速度を3倍に向上させると同時に、生産コストを90%削減することに成功しました。
Tucci Hot Rodsは1997年に設立された家族経営のカスタムカー製作ショップで、大胆で革新的な改造プロジェクトで知られています。
Tucci Hot RodsのデザイナーであるDom Tucci氏は、
Ultimaker 2 Extended +
を活用してFord Fiesta STのカスタムモデルを製作しました。
この車両は2016年にラスベガスで開催されたSEMAショーで初公開されました。
Dom氏は、Ultimakerを使用して約30~40種類のパーツをプリントしたと説明しています。
その内容は、初期段階のラフモデルから、実際の車両に搭載される最終使用部品まで多岐にわたります。
Dom氏は次のように語っています。
「3Dプリントと聞くと、まず試作品制作のためのツールを思い浮かべるかもしれません。しかし、私たちにとって3Dプリントは最終製品製造の工程そのものです。」
3Dプリント技術の導入
Dom氏にとって、Ultimakerの導入は非常に簡単でした。
「箱から取り出した後、机の上に設置し、テストプリントを実行して、そのまま自動車部品のプリントを始めました。」
3Dプリント技術を導入していなかった場合、部品製作は外部工場へCNC加工を依頼する必要がありました。
しかし、外注加工では長い納期やスケジュール調整が必要となり、開発スピードに大きな影響を与えます。
現在では、社内にUltimakerを導入しているため、数時間以内に最終使用可能な部品を製造でき、第三者サプライヤーの納期に左右されることなく、自由なタイミングで製作できるようになりました。
2016年SEMAショー向けに製作されたFord Fiesta ST
Ultimakerで3Dプリントされた自動車部品
3Dプリントされたダッシュボード部品
Fiestaのリアテールランプ部分
Dom氏によると、Ultimakerの導入によって、Tucci Hot Rodsは生産スピードを3倍に向上させ、コストを10分の1まで削減することができました。
通常、自動車改造プロジェクトには6か月から1年程度の期間が必要ですが、Tucci Hot RodsではFiestaプロジェクトをわずか2か月で完成させることができました。
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今後のプロジェクト
Fiestaプロジェクトを通じて、UltimakerはTucci Hot Rodsのショップ内で欠かせないツールとなりました。
Dom氏は、今後のすべてのカスタムカー改造プロジェクトにおいても、Ultimakerを活用していく予定です。
Tucci Hot Rodsは、3Dプリント技術がカスタムカー製造業界における部品製作の方法を大きく変革できることを実証しました。
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記事出典:
https://ultimaker.com/en/stories/50133-tucci-hot-rods-3d-printing-final-custom-car-parts
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