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【スライスソフト】Ultimakerツリーサポート:最小限のフィラメントで、死角のないサポート!

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【スライサーソフト】Ultimakerツリーサポート:最小限のフィラメントで、あらゆる形状をしっかりサポート!


最小限の材料使用量で、複雑な形状もしっかり支えられる!?Ultimakerが新たに開発したサポートタイプ「ツリーサポート(Tree Supports)」は、重力の影響を考慮した新しい3Dプリント用サポート構造です。ツリーサポートとは何か、その仕組みを詳しく解説するとともに、Ultimaker Curaでの設定方法や活用のコツをご紹介します。
熱溶解積層方式3Dプリント(FFF/FDM)は、材料を一層ずつ積み重ねて造形する方式です。しかし、フィラメントは重力の影響を受けるため、空中に張り出した部分では垂れ下がってしまいます。そのため通常は、オーバーハング部分に補助構造である「サポート」を生成し、造形完了後に本体から取り外します。これにより、高品質なモデルを完成させることができます。(詳しくはこちら:サポート方式を比較、自分に合った方法を見つけよう)Ultimaker Curaでは、新たなサポート構造として「ツリーサポート(Tree Supports)」が追加されました。最小限の材料で造形できるだけでなく、本体から簡単に取り外すことができ、完成品の表面にもほとんど痕跡を残しません。

.ツリーサポート(Tree Supports)
ツリーサポートは、Ultimaker Curaに搭載された新しいサポート構造です。従来の標準サポートとは異なり、モデルの周囲を囲むように成長し、根元は太く、上に向かうにつれて細くなります。また、一定の角度で枝分かれし、それぞれの枝先が必要な箇所だけに接触してモデルを支えます。土台部分は木の幹のように安定し、上部は細い枝でオーバーハング部分を的確に支えるため、まるで木の枝のような外観になります。




Curaでサポート機能を有効にすると、通常はモデルの下側にサポートが生成され、空中に張り出した部分を支えます。本体モデル(赤色部分)は、用途に応じてPLA、ABS、ナイロンなど、あるいは高強度の工業用材料で造形できます。一方、サポート部分(青色部分)には通常PVA水溶性フィラメントが使用されます。水溶性サポートは水に溶かして除去できるため、手作業で取り外す必要がなく、完成品の品質向上にも役立ちます。(詳しくはこちら:新しいサポート材で、溶解速度が6倍に!)



ツリーサポートはモデル全体を囲むように生成されるため、複雑で入り組んだ形状にも効率よく対応できます。樹木の枝のように必要な箇所だけへ接触するため、従来のサポートより少ない材料で造形でき、材料コストの削減だけでなく、全体の3Dプリント時間の短縮にもつながります。また、造形中もすっきりとした構造となり、完成品の表面品質も向上し、欠陥の少ない仕上がりが期待できます。


.ツリーサポートの主な設定項目

1. サポート配置(Support Placement)
この設定は通常のサポートにも適用され、次の2種類から選択できます:Touching buildplate/Everywhere



「Everywhere」を選択すると、モデル上部にもサポートが生成されます。一方、「Touching buildplate」を選択すると、サポートはビルドプレートからのみ成長し、スライサーがサポートが必要と判断したオーバーハング部分だけを支えます。


2. サポートオーバーハング角度(Support Overhang Angle)
ツリーサポートを生成する「最小オーバーハング角度」を設定します。数値を小さくするとサポートの範囲は広くなり、数値を大きくするとサポートの範囲は狭くなります。まずは50°程度から試し、モデルの複雑さやサイズ、ディテールに応じて調整することをおすすめします。

3. ツリーサポート分岐角度(Tree Support Branch Angle)
ツリーサポートの「最大分岐角度」を設定します。モデルの形状に合わせて調整することで、より細かな箇所まで効率よくサポートでき、不必要なサポートを減らしながら、モデル本体への接触面積も最小限に抑えられます。


今回の記事はいかがでしたか?3Dプリントの現場では、サポート構造は非常に重要な役割を果たします。適切な設定や使い方を習得することで、造形品質や成功率を向上させ、より精密な工業部品の製作が可能になります。3DMARTでは、3Dプリントに関する幅広いソリューションをご提供しています。Ultimakerシリーズ3Dプリンターについて詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。